日々つれづれ2

はてなダイアリーから引っ越しさせました

ふしぎな高野山

南紀白浜熊野古道に行く途中で、和歌山県が誇るもう1つの世界遺産高野山に行ってきました。高野山のハイライトといえば弘法大師の御廟と灯籠堂がある奧の院ですが、なぜか見慣れた企業のお墓が・・・w 一部の企業では高野山に墓を建てるのがステータスシンボルなんでしょうか? 社団法人 日本しろあり対策協会とか、激しく謎w

高野山


はてなでうまく写真がアップロードできない。。。なんでだろ?

iPhone写真

デジカメも電池なければ只の箱。先日の和歌山ツアーも1日だけG11のバッテリーをうっかり切らしてしまいました。そんな時に最後の切り札として登場するのがiPhone。せっかくなのでアプリのToy Cameraを使って、LOMOとかHOLGA風の写真をビシバシと撮ってみました。改めて正方形の写真って良いですね。G11ではワイドは取れるけど正方形の写真が撮れないのが残念!

南紀白浜

サーチナ

縁あってサーチナという中華圏メインのニュースサイトでオンラインゲームに関するコラムを書くことになりました。毎月第2月曜日に更新予定なので、よろしければチェックしてみてください。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0408&f=column_0408_003.shtml
とまあ、ふだんあんまりこんなことは書かないんですが、もしサーチナの記事リンクから本サイトにアクセスしてきた方がいらっしゃったら、ホントに同一人物が書いてるブログかと心配になるんじゃないかと思いまして、あえてエントリにしてみました。ほら最近あんまりゲームの話を書いてないんでw ま、こちらはプライベート中心と言うことで、よろしくお願いしますw



前回のエントリで書いたように、今年のGDCは図らずもLA経由になってしまい、さんざんだったんですが、1つだけ良いことがありました。サンフランシスコ国際空港の国内線ターミナルの通路で、1920〜30年代のビンテージ・スロットマシンが展示されていたんですね。もう夢のような機械がずらりw 初期の頃はコインを入れてガチャンと倒すレバーがなかったんだなあ、なんて発見もあったりして。写真を発表する機会がなかったので、ウェブにあげときました。よろしければどうぞw
slot


ちなみに国際線ターミナルの方にはビンテージ・ピンボールの展示があったとか、なかったとかw そっちも見たかったなあ。

熊野古道

いささか旧聞ですけど、GDCの翌々週(正確には21日〜25日)まで「休暇」と称して和歌山県熊野古道を歩いてきました。
熊野古道和歌山県熊野三山熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)に通じる参詣道の総称で、今回歩いたのはそのうち中辺路の一部です。平安時代から続く山道で、中には石畳の舗装路もあり、ユネスコ世界遺産に登録されています。当日は小雨が降る、山歩きには決して良いコンディションではなかったんですが、それだけに幻想的な世界が堪能できました。

高原熊野神社近くの駐車場から。近畿の山々が青く連なっています。

大門王子近く。雲と山々が絶妙のコントラスト。いやーラッキーでした。

平安時代から続く石畳。雨でしっとり湿っているところが趣があります。

こちらは翌日に歩いた、熊野那智大社に続く大門坂。距離が短いうえに、より石畳の風情があるので、手軽に体験するならこちら。
ちなみにカメラはG11で、かなりアンダーになるので、デフォルトで-1の露出補正をかけてます。細部までビシッと写って大満足。上2つはRAWで撮ってJPG変換。下2つはJPGの撮って出しです。クリックすると原寸(3648×2736)で表示されるので、お好きな方はどうぞ。=>縮小しました。



うちの奥さんの職場が春から変わって、出勤時間が1時間早くなった一方で、お弁当が不要になりました。お昼は職場でお米を炊いて、近所で総菜を買ってきて、みんなで輪になって食べるんだとか。というわけでお弁当の写真のアップも終了です。慣れるとそれほどでもないんだけど、やっぱり毎朝お弁当を作るのは大変だったかもW 

ロサンゼルス空港

明日から始まるGDCのためにサンフランシスコに来た・・・つもりだったんですが、間違えて成田:ロサンゼルス往復のチケットを予約してしまい、急遽ロスからサンフランシスコに向かうことに。というわけで、ただいまロサンゼルス空港の国内便ターミナルで時間を潰している最中です。t-mobileで1日7.99ドルのネット接続料を払ってブラウズしています。航空会社はユナイテッド航空なんですが、国内便だと荷物を預けると1個25ドルとられるのね。知らんかった。。。

これがターミナルの中。国際線より、のんびりしている感じ。

待合室に電源コンセントがあって自由に使える。サムスンが提供しているみたい。アメリカだと公共施設にあるコンセントは自由に使って良い、という概念が定着している感じですね。日本でも増えないかな。

あとなにげにマック率が高い。僕も含めて周りの4台がマック。向こうの方にWindowsが2台。アメリカだけあって、年代物のコンパックのノートPCとかも現役です。。。手荷物検査場をチェックしてると楽しいですね。

バナナンバナナン・・・♪ 時差ぼけで激しく眠い。。。

本棚を持ち歩こう

半月くらい前に裁断機をamazonでポチりまして、暇さえあれば本棚の本をばらしてスキャンして、pdfに取り込んでいます。

これが裁断機。40cm四方でかなり大きいです。床に置いてうっかり足の指をぶつけると激しく涙がちょちょぎれるので、ワゴンを買ってその上に載せてます。ガッシャンという感じでマッスル全快のたくましい奴。100ページくらいの厚みなら一気に切れます。でもほとんどの単行本はそれより厚いので、カッターなどで切れ目をつけて2〜3パートにばらしてから、背綴じの部分を裁断します。けちらないで5mm〜1cmくらい、ばっさり切っちゃうのがコツです。あと、意外と本って中にしおりやチラシなどが挟まっていて、うっかりスキャンしちゃうと泣けるので、事前に何も挟まってないか確認しておきましょう。いっかい1万円札が挟まっているのを見つけて小躍りしましたw

ページ単位でバラバラにしたら、今度はScansnapでスキャンしていきます。こちらも1回に100ページくらいしかセットできないので、様子を見ながら残りの本の束を追加していきます。暖炉の火を見ながら薪をくべていくって感じ。たまーに重複ページが出たり、ジャムったりしますが、そんな時はちゃんと知らせてくれるので大丈夫。たまに何回通しても重複して読み込まれてイラっとすることもありますが、そんな時は1枚ずつ手差しすればOK。んでもって後から添付のAcrobatReader9 Standardで1つのpdfファイルにまとめれば完成です。モノにもよりますが、新書クラスなら5分くらいでスキャンできます。A4サイズまで読み取れるので雑誌やマンガでもOK。
んでもって、これをうちではNAS(Linkstation)に入れて保管しています。読むときは一回MobileMeに上げてから、iPhoneアプリのGoodReaderで同期させて読むのがオススメ。標準のPDFリーダーよりもサクサク感が全然違うのでグッドです。新書で約5MB、3Gワイヤレスでも数分でダウンロードできます。これで本棚も持ち歩けるかも。
ちなみにスキャン中の書籍は昨年のクリスマスにゴミ捨て場で拾ったイングリッシュアドベンチャー(家出のドリッピー)のテキストw カセットテープも一式捨ててあったので、全部拾ってきてMP3で録音しました。サウンドを聴きながら文字が追えるので、むちゃむちゃ良いですね。

CEDEC公募

CEDEC2010のセッション公募が粛々と進んでおります。
http://cedec.cesa.or.jp/2010/guide.html
気がつけば僕も2004年から毎年ラウンドテーブルの司会で、6回連続参加していました。あらためてびっくりですね。
2004年 ゲームマスコミはどういう役割を担うべきか
2005年 資金調達をどのように実現するべきか(with シグナルトーク栢氏)
2006年 ゲーム雑誌/メディアはどこへ向かうのか(with MIDIはらふじ氏)
2007年 ゲームUIの特性と応用の可能性(with サイトウ・アキヒロ氏)
2008年 ゲームUIの特性と応用の可能性 2008(with サイトウ・アキヒロ氏)
2009年 日本から海外へー今日から役立つローカライズ技法ー (with セガ長谷川氏・ナニカ稲葉氏・Wind Wardエミリオ氏)
履歴を見ればわかるとおり、僕のスタイルは誰か面白そうな人、CEDECでぜひしゃべって欲しい人がいたら、モデレータと称して会場に連れてきて、しゃべらせちゃう。んでもって、それをネタにしてディスカッションさせちゃう。まあなんというか編集者っぽいやり方だなあと思います。他人の褌で相撲を取る、じゃなくて埋もれさせるには勿体ない知見を業界で共有するお手伝いをさせてもらう、みたいな。講演やパネルだと敷居が高いですが、ラウンドテーブルだと、まだ気安さもありましたしね。
んでもって転機となったのが昨年で、ラウンドテーブルを機会にIGDA日本で新しくSIG-Glocalizationを立ち上げ、世話人として運営に携わるようになりました。これまで3回の勉強会を開いています。3月にはGDCローカリゼーションサミット報告会も行う予定です。詳細はこちらですので、ぜひご参照ください。
http://www.igda.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=261
ほかにも昨年のCEDECでは、ラウンドテーブルをきっかけにMLがスタートしたセッションもありました。「「フローなんていらない!」組織におけるモチベーションのあり方 〜私たちのものづくりにおける組織づくり〜」です。こんなふうに1回のCEDECで終わらず、議論が継続的に続き始めたというのが新しくて、一つの節目というか、業界内で問題意識を共通化して議論していく文化が、ようやく根付き始めたのかなあという感じがします。
ちなみに今年もSIG-Glocalizationで参加できるように、ネタを企画中です。あと07〜08年のラウンドテーブルで行ったゲームUIの応用についても、ようやく実際の製品が出て、事後検証ができそうな気配。もっともCEDECも毎年レベルが上がっていて、企画申請したからといって、必ずしも通るとは限らないんですけど、チャレンジしてみたいところです。
GDCなんか、もっとそうだと思いますけど、CEDECもただ聞くだけじゃなくて、講演側に回った方が、ずっとリターンが大きいですよ。なんといっても「情報はより多く発進する側に集まる」というのはホントだと思います。
ただ、まだCEDEC自体の認知度や必要性が、国内ですら十分に浸透していない気もするんですよね。せっかくだからUstreamなどで、全セッションを無料中継したらいいと思います。プロ野球もテレビ中継したらか観客が減ったかというと、逆じゃないですか。特に技術カンファレンスなどでは、ただ無料動画を見る以上に、その場で議論したり、コミュニティに参加する方が何倍もメリットになるわけで。どうでしょうね?



ちなみにCEDECに出たからといって直接収入には一切なりませんが、さまざまな形で間接収入にはなっている・・・はず。でも、この間接収入って奴は客観的に計りにくいんですよねw