日々つれづれ2

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第3の市場?

俗に日米欧と言われるモノの、いまいち日本からはよくわからない欧州のゲーム事情。こりゃ確かに一筋縄ではいかないって感じです。GCDCやGCでいろんな人に話を聞きながら、改めて思いました。
1:国ごとに市場がわかれていて、全部で流通させるには15カ国語のローカライズが必要
2:国ごとに市場の特性が違う。イギリスはコンソールが中心でドイツはコンソールとPCが半々、フランスはその中間って感じ。
3:カジュアル系のゲームが人気(Singstar、Eye Toy、Guiter Hero・・・)
4:PCゲームですらFPSではなくRTSが人気、特にドイツ。
特にドイツに限れば、ドイツの常識は世界の非常識というわけで、ディベロッパーやパブリッシャーが国内に閉じており、なかなか海外市場に出られないんだとか。なんか内容は全然違うんだけど、日本の美少女ゲーム事情みたいだナーと、ちょっとだけ思ったW とりあえず人殺しのゲームが少ないのは気持ちがいい。「塊魂」@バンダイナムコはどこいった?
ちなみに写真上はSCEE制作の「BUZZ!」というPS2向けクイズゲーム。専用コントローラー同根ですが日本では非発売。下はおなじみ「Singstar」。これまた日本では非発売。でも欧州ではミリオンいくわけだから、やっぱりおもしろい。プラットフォームホルダーがないので、やっぱり位置づけ的には第2、第3の市場になるんでしょうね。GCの出展タイトルもE3で既発のモノばっかりだし、日本向けにはTGS待ちだし。PS3Wiiも試遊台展示はなし。ま、だからこそ独自のゲーム文化が成長・・・って感じかしら。いつかSCEEに取材してみたいですね。