日々つれづれ2

はてなダイアリーから引っ越しさせました

本が出ました!


年末あたりから、立命館大学映像学部のサイトウ・アキヒロさんと進めていたゲームニクス関連書籍がようやく書店に並びました。いろいろあって2冊同時!まったくそんなつもりはなかったのですが、偶然にも2冊同時で出版ですW 「ニンテンドーDSが売れる理由−ゲームニクスでインターフェースが変わる」(秀和システム)と、「ゲームニクスとは何か−日本発、世界基準のものづくり法則」(幻冬舎新書)。前者はサイトウさんとの共著で、後者は僕は構成協力となっています。なぜテレビゲームにハマッてしまうのか。そのメカニズムをゲーム以外に応用するにはどうしたらいいのか。この2点についてサイトウさんと2人で、がんばって考えて、がんばって書きました。秀和システム版はかなり実践的な内容になっていて、実際に現場で開発している人や、学校で勉強している人にお勧め。幻冬舎版はより背景的・思想的な内容になっていて、セットで読むとさらに内容がよくわかるという仕組みになっております。ぜひぜひに書店でごらんくださいませー。



ちなみにこの2冊、昔ゲーム批評で連載していた「ダイスの挑戦」の個人的総決算な内容だったりします。中身につながりはまったくありませんが、7年前に始めた連載が諸々あって、ようやく一つの形になったかなあ、という感慨深さ一杯であります。
んでもって、今年のCEDECでもこのテーマに沿ったラウンドテーブル「ゲームUIの特性と応用の可能性」を行いますので、皆さんふるってご参加くださいませ。ついでに参加者の方はこの2冊を読んでいただけると、内容の濃い議論になるのでぜひお勧めですW
http://cedec.cesa.or.jp/contents/t10.html