ウイイレ2008（PS2版）

　遅ればせながら「ウイニングイレブン2008」を遊んでおります。ちなみにPS2版。amazonレビューなどは劇辛ですが、いやー良くできてますよコレ。「ウイイレ」本編を遊ぶのは｢9｣以来なモンで、「えー、こんなパスも通るの？」「こんなシュートも入るの？」といった発見が随所にあって、遊んでいて楽しい。モードの追加もさることながら、サッカー本来の要素のゲーム化だけで進化できる余地が残っている、ということなんでしょうね。IGDAのAIセミナーの懇親会でも、良く聞かれたのが「ウイイレ」のAIってスゲエ的な話。しかもPS3版では「AIに学習要素を搭載」てなことで、どーゆー仕組みになっているのか、ぜひ知りたいところであります。
　あと興味深いのがサウンド、中でも多彩な実況。しかも、ただ操作に追随するだけじゃなくて、原始的ながら解説っぽい喋りもするんですよね。「フォーメーションを変えてから、動きが良くなってませんか？」とか。他にもプレイヤーの攻撃にあわせて実況が盛り上がったりして、そりゃ操作にも力が入るというものです。声のバリエーションもさることながら、観客の声援と相まって、プレイ感覚に緩急のリズム感を生み出しているところが優秀かと。「スーパーマリオギャラクシー」でもフルオーケストラでインタラクティブなサウンドを実現していて驚かされましたけど、企画的なサウンドってのは、これからますます頭の使いどころじゃないでしょうかね。次は副音声で人気声優が実況、じゃなくて応援してくれるとか？Ｗ