日々つれづれ2

はてなダイアリーから引っ越しさせました

ちりとてちん

年明けに浅草演芸ホールに落語を聞きに行って、前座で出てきた若手の女性の落語を聞いて、「やっぱり女性で噺家はきついなあ」→「古典じゃなくて、創作落語やったら、いけるかもなあ」と思ったことがあるので、ビックリしていますNHK連続テレビ小説ちりとてちん」。たまたま先週の朝、起きてテレビを見てたらやっていて、あれよ、あれよという間にそんな展開になっていたので驚きました。同じ落語でも上方落語で大阪の味と懐かしいですね。関東の関西人に評判の良かった(と思われる)「芋たこなんきん」ですら2〜3回見ただけで止めてしまったんですが、もう人生で初めてですよ朝の連ドラを予約録画して見てるなんて。でも、すでに2/3を終わってしまっていて、最初から全部通して見てたらよかったのになあ、と今になって思う次第。あとNHK連続テレビ小説は毎日15分ずつで小ヤマがあって、毎週違う盛り上がりがあって、さらに2〜3週ごとに、さらに大きなヤマがあって飽きさせない。んでもってラストはハッピーエンドという、実にRPGのストーリー構造と似ていることが改めてわかった。ゲーム批評の読者投稿でそんな内容の批評があって、おもしろいなーと今まで覚えてたんですよ。ちなみにモノの本によると、NHK連続テレビ小説ってテーマが「女の一代記」で、「貧乏な子供時代」→「戦前のささやかな幸せ」→「戦争で不幸のどん底」→「戦後の復興と新しい幸せ」→「苦労の果てに掴んだ今の幸せ」という、日本のある年代層以上の主婦なら誰もが身近なテーマを手を変え品を変えてやっていたのが(その象徴が「おしん」ですよね)、平成になって視聴者層が入れ替わって共通のテーマを立てるのが難しくなって、今は「男社会で働く若い女性像」なんかに変わってきてるんだそうですゴメンなさい受け売りですw ま、確かに落語界は男社会で、寄席に出てくる女性はイロモノが多いのも現実であります。そうは言っても落語が活性化するのは、傍流からなんだそうですね故・林家三平とか。僕は世代が違うの直接見たことがなくて、一回だけ次男の林家いっ平による「三平落語」を聞いただけですが、いや面白かったです&本人を生で見たかったです。よく永井豪センセがマンガのネタにしてましたっけ(どーもスイマセン)。というわけでDVDになったりしませんかね「ちりとてちん」w