日々つれづれ2

はてなダイアリーから引っ越しさせました

カメラが戻る

修理に出していたコンタックスT2が先ほど返ってきました。破損したシャッター部などの交換と、各部の修理点検で送料込み21000円。中古の実用機がこれくらいなので、愛着があるぶん安かったのではないかと。思わずパシャ、ジーと空シャッターを何度か切ってしまいました。でも今回の件で久々にT2そして銀塩の良さを再発見しましたねー。ここにもありますが銀塩と湿度感というのは確かに関係がある気がして、雨上がりの風景を絞って撮ると、素人目ながら良い感じに写る気がします。またはデジカメと違って、撮影からプリントまでに時間が必要だから、良い感じに何を撮ったか忘れていて、プリントを見て「おおっ!」と撮影時の記憶が蘇るのが、良いのかも知れない。ライカを筆頭にレンジファインダーカメラは高価ですけど、T2なら前述の通り中古の実用機が2万円くらいで入手できるので、銀塩コンパクトを何か一台という人にはオススメかと。公式には修理サービスは終了してますが、京セラにはもう少し部品も残ってるみたいですし。あとプリントは大きめにするのがコツです。今ならサービス版(L版)とKG版(葉書サイズ)ってほとんど値段が変わらないので、KG版で焼くのが吉かと。んでもって、うちのスキャナがボロなので変なにじみが出てますが、紙焼きはもっと鮮やかです。

箱根


あと、何で今さらT2を引っぱり出してきたかというと、図書館で借りて読んだ「風まかせ写真館」(椎名誠/朝日新聞社)で、T2が主力だと書かれていて、へーっと思ったから。2002年の本なので、今は違ってるかもしれませんけどね。我ながらミーハーですW 確かに銀塩で街角人物スナップなら最適かもしれませんね。マニュアルでピントも合わせられるので、とりあえず2mくらいに合わせて、F8くらいに絞って撮れば、たいていボケませんし。シャッタースピード絞り優先AEにお任せです。でも、時々シャッターラグが気になるんだけどなあ。下手なだけ?W