日々つれづれ2

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本音では馬鹿だとわかってはいる

http://wordpress.rauru-block.org/index.php/1667
アキバの事件以来、またぞろ大手マスコミのゲームバッシング的な論調が出始めていて、やれやれと思っていたら、今度は銃刀法改正も検討が始まったんだとか。まあ実際に改正されるか否かは別として、みなさんご苦労様であります。でもこの辺の「事件に対して無理矢理ゲームやアニメに結びつけようとするマスコミ」vs「マスコミを非難するユーザー」という二元論にイマイチ乗り切れなくて、うーむどうしたものかと昔から思っていたんですが、うまくこのモヤモヤを整理してくれるエントリーを見つけました。そうなんですよね。「なんて馬鹿げた、と思うかもしれないが、お上だけが馬鹿なわけではない(中略)。馬鹿な対策を打つ方も本音では馬鹿だとわかってはいる」んですよ。無理矢理なアンケートを実施するメディアも、銃刀法改正を検討し始めたお上も、本音では残業しないで早く家に帰りたいんじゃないでしょうか。そこで一番差し障りがない分野がスケープゴートになる。それに対して「ボウガンの方が危ない」「包丁でも人は殺せる」などと反論しても、確かに正論なんですけど、それだけに意味がない気がします。下手に「意味がないから止めましょう」なんて集団内で言ったりすると、なぜか担当者の恨みを買ってしまい、後で自分の企画を邪魔されたりして。うーん怖い&なんて高コスト体質な社会! まあダガーナイフが危ないと騒ぐ新聞が、ナイフで鉛筆を削れない子供が増えたことを嘆いたりするわけで、世の中そんなモンですよ。とりあえず彼らの使命は「権力の濫用の監視」のはずなので、諸々期待しましょうw そしてアキバのホコ天は早く復活して欲しいのココロ。



http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080613dde001010021000c.html
そして舛添さんも、たまには良いことを言うと思った次第。最後の一段落を付け加えた記者と、削らなかったデスクは偉い! 頑張れ毎日新聞w