東京おもちゃ美術館
土曜日に東京・四谷の東京おもちゃ美術館に行ってきました。もともと中野で展示されていたのが、四谷第四小学校の閉校に伴い移転したもので、小学校のノスタルジックな環境と玩具の展示、そして展示ボランティアの方々の熱意がうまく組み合わさって、子供から大人まで誰もが楽しめる、温かい美術館になっています。
http://www.goodtoy.org/ttm/
ここが東京おもちゃ美術館。丸ノ内線の四谷三丁目駅から徒歩5分くらいの場所にあります。
校舎の2階と3階が一般展示室になっていて、教室ごとにテーマに分かれて展示が行われています。たくさんの玩具を実際に手にとって遊ぶことができます。ただし、主な対象が未就学児童と親御さんになっていて、大きなお友達は展示物に頭をぶつける恐れがあるので注意が必要かとw
こちらは日本グッド・トイ委員会が選定した玩具が展示されている「グッド・トイ」の部屋。「健全」「ロングセラー」「遊び・コミュニケーションを尊重」の3つの指針と「心地よい音」「適度な大きさと重さ」「動きのバリエーション」「美しい色と形」「感触のよさ」「丈夫で壊れにくい」の6つのポイントで選出されており、木のおもちゃなどに混じって「黒ひげ危機一髪」もあります。
ちょうど来館時はロシアの玩具展が行われていました。おなじみのマトリョーシカもずらり。
こちらはマトリョーシカの原料。触ってみることもできます。意外と軽くて薄いのでびっくり。
玩具の展示にあわせてロシアの歴史も紹介されていて、なかなかに興味深いです。ロシアの指導者のマトリョーシカ人形がブレジネフ体制の東西雪解けの時期に初めて生まれたなんて記述もあって、なるほどーって感じ。
日本の伝統的な玩具の展示室もあります。
昭和のブリキの玩具のコーナーもあります。
ゲームの部屋もあります。ボードゲームもずらりと並んでいました。テーブルサッカーは1回100円。ボードゲームの体験会は週末に開催されるようです。
親子で楽しめるワークショップコーナーもあり、竹とんぼの作成が行われていました。
ちょうどイベントで日本オセロ連盟9段の坂口和大氏(元全日本選手権チャンピオン)がいらっしゃったので、お手合わせを願いました。結果はこのとおりボロ負けw
再戦で圧勝・・・ではなくて、やっぱりボロボロw でも進歩の跡が見られますw ちなみに大人には容赦なく勝って実力を見せつけ、子供相手ならうまく手加減するんだそうです。あと「何枚勝ち」みたいなことも簡単にできるんだとか。いやー、すばらしいAIですw
というわけで非常に楽しめました。親子連れなら絶対に楽します。じっくり見るなら平日がオススメです。