日々つれづれ2

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フェイブルIIのローカライズ

今年のGDCではローカライズSIGが新しく発足し、ローカライズサミットが開催されました。
http://www.inside-games.jp/news/343/34360.html
んでもって、このSIGの議長であるトム・エドワーズさんとは数年前からの知り合いで、彼から講演で使われたスライドを提供するので、日本語に翻訳して公開して欲しいという要望があり、翻訳を行ってきました。翻訳者は下訳が僕で、セガの長谷川亮一さんに監修いただいています。
まずは「フェイブルII」のローカライズ事例からで、あと4個ほどスライドがありまして、作業が終了次第、順次アップしていきます。たぶん週末くらいには、なんんとかなるかな、なんて。先日igdaで公開した、元「ラチェット&クランク」の「中の人」、鶴見さんの「卒業宣言」と合わせて読まれると、より興味深いかと思います。
http://www.slideshare.net/kono3478/gdc09-loc-summit-fable2
http://www.igda.jp/modules/pico/index.php?content_id=1
でもってスライドでは「全世界同時」と唄われていますが、日本だけ発売が遅れたのはご存じの通り。未確認なんですけど、このローカライズ=開発パイプラインの中でも、日本語だけは別扱いで、MSジャパンが担当しているんじゃないかと思います(ローカライズサミットではEAの講演もありまして、欧州を中心に、モノによっては20〜30言語をローカライズすると言われていましたが、会場から「日本語版は?」と聞かれると、答えを濁してましたっけ・・・)。ただ、それでもちゃんとローカライズして発売してくれるのは偉い! しかも昔と違って、かなりローカライズも秀逸になってきましたし・・・諸々頑張っていただきたいトコロであります。