日々つれづれ2

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ボンド23

http://eiga.com/buzz/20090618/4
ボンドの次回作に、犯罪組織スペクターの親玉、エルンスト・スタブロ・ブロフェルドが登場するみたいですね。当然今度はクァンタムの親玉になるんでしょう。こりゃ本気で初期シリーズをリメイクするみたいですね。ちなにに良く知られているように、1作目(ドクター・ノオ)から7作目(ダイヤモンドは永遠に)までは、3作目の「ゴールドフィンガー」を除けば、全部黒幕がスペクターでした。
でもってダニエル・ボンドの功績はなんといっても、ロマンスの要素を多いに取り入れて、女性客を取り込んだこと。「カジノ・ロワイヤル」は純愛+悲恋。「慰めの報酬」はその後遺症。当然ながら新作も女性客が楽しめる内容にしないといけない・・・というわけで、プロット的には「女王陛下の007」と見たw んでもって次回作で怒りに燃えたボンドがブロフェルドと対決。でも死んだと思ったブロフェルドは生きていて、次々回でホントに最後の決着、みたいな。ダニエル・グレイブは25作目まで契約を結んだそうなので、ちょうどこれでぴったりw
ま、それはそれとして、初期シリーズのリメイクをするなら、組織犯罪との対決を縦軸、ボンドの精神的な成長が横軸という要素は外せないはず(映画ではめだたないですが、あれでボンドもいろいろ苦労人なんですよ、少なくとも小説版では)。その中でもボンドの結婚というネタは抑えたいところではないかと。あと、これまで1回も使われてこなかった、「洗脳を受けてMを殺害しようとする」(小説版の「黄金銃を持つ男」冒頭)というエピソードも、どっかで見たかったりして。。。Mとボンドの緊張関係というのは、ブロスナン・ボンドの頃から受け継がれてますしね。