日々つれづれ2

はてなダイアリーから引っ越しさせました

SIG-Glocalization

CEDECやっと終わりましたね。関係者&参加者の皆様おつかれさまでした。僕もラウンドテーブル「日本から海外へ!−今日から始めるローカライズ技法」の司会を担当させていただきまして、御参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。ちょっとこちら側で張り切りすぎてしまって、ラウンドテーブルにもかかわらず、議論する時間が60分のうち15分しかなくなってしまって、すみません。中には「もっとオレにしゃべらせろ!」「せっかく内側の席に座ったのに〜」なんて方もいらっしゃったのではないでしょうか。申し訳なかったです。
http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=334
でもって、最後に告知させていただいたんですが、このラウンドテーブルの議論を引き継ぐ形で、IGDA日本で新しく「SIG-Glocalization」が立ち上がりました。世話人はラウンドテーブルと同じく、セガの長谷川亮一さん、ナニカの稲葉治彦さん、バースデーソング音楽出版のエミリオ・ガジェコさん、そして立命館大学の中村彰憲さんにも加わってもらっています。長谷川さんはメガドラの「エコー・ザ・ドルフィン」からずっとローカライズ一筋という大ベテランで、稲葉さん、エミリオさんもローカライズベンダーとして、数多くのタイトルにかかわられてきました。中村さんは中国ゲームビジネスの第一人者で、さまざまな議論が展開できるのではないかと僕も楽しみです。
SIGのミッションは、まだはっきりと決まっていません。とりあえず漠然と「日本から海外へ」「ディベロッパー視点」「広い視野で海外配信を見据える」などがポイントかなあと考えています。これまでローカライズはパブリッシャーの役割でしたが、最近ではWiiウェアiPhoneFacebookなど、ディベロッパーが直接海外に向けてダウンロード配信できる環境も整ってきました。一方でパブリッシャー側も全世界同時発売が求められてきて、5カ国語、10カ国語対応は当たり前、なんて状況にありますよね。もっと、これまでの知見を共有でききるんじゃないか。まずは、そんな風に捉えています。走りながら考えていく、いつもの方式です。
というわけで、なんと早くも来月に第1回目のセミナーを開催する予定です。一番の懸案事項だった場所が決まって、実施することは間違いない。今は中身について議論しているところです。決まり次第、IGDA日本のホームページや、このブログで告知します。ラウンドテーブルで欲求不満だった方々はむろん、それ以外の方々でも、ぜひぜひにご参加ください。できるだけ聞きやすいような形式を考えています。あと例によって運営ボランティアを随時募集していますので、興味のある方は僕宛までメールください。よろしくお願いします。

お弁当0831-0908