日々つれづれ2

はてなダイアリーから引っ越しさせました

Linux3度目の正直

XPにしろvistaにしろ、もういい加減動作が不安定なのに泣かされていたので、前々から目をつけていたLinux環境の構築に挑戦してみました。といっても、やったのは書店に行ってインストールディスクの収録されたムックを買ってきて、その通りにやってみただけ。これが拍子抜けするくらい簡単で、サクッと手持ちのレッツノートCF-W4にインストールできてしまいました。使ったのは「Ubuntu(ウブントゥ)9.04完全ガイド」(インフォレスト)。もとのXP環境はそのままで、パーティション分けしてデュアルブート完成。標準でFirefoxOpenOfficeをはじめとした数々のアプリもついてきて、思った以上に日本語変換ソフトも優秀。当然このブログもUbuntu上のFirefoxから書いています。起動も終了も速くなって、いやー快適。
ちなみに初めてUNIXを触ったのは98年で、ゲーム批評から離れてパソコン批評とかPC-DIYとかの編集をやっていたころ。初めて渡されたのがSlackwareで、自作PCにインストールしてみて、こりゃお手上げと思ったのをよく覚えています。なんたってマウスカーソルがピクリとも動かず、せっかくのGUIも何の役にも立たなかったw それから時代が降って03年ごろ、RedHatの商用パッケージをインストールしてみて、いちおう無事に動いたものの、今度はインターネットにつながらず、満足にプリンターも使えないという罠w サーバ用途ならまだしも、クライアント向けにはまだまだ遠いなあと思ったモンでした。
それがUbuntuになって、ノートPCの無線LANからサクッとルータ経由でインターネットにつながって、周辺機器にもUSBで自由につながる。アプリケーションもGIMPVLC media player、はたまたPicasa3まであったりして。しかもブラウザでGoogleのサービスも普通に使える。いやー、ほんとにいい時代になりましたですね。ネットブック向けOSの本命は、Windows7ではなくてUbuntuではなかろうか。ほら、MacOSもリッチなUI+UNIXじゃないですかw ただ、ちょっと変なところをキータッチしちゃったりして、なぜか日本語変換(Anthy)ソフトがうまく起動しなくなることがあるんですが・・・。
というわけで、ちょっとITスキルがある人ならおすすめです。OSが変わると世界が広がって、ちょっといい気分転換になりますよ。