日々つれづれ2

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スクリプト言語による効率的ゲーム開発

http://www.amazon.co.jp/dp/4797348550
IGDAのセミナーなどで良く顔を合わせる、PC系ゲーム開発会社クロムシックスの浜中さんから著書「スクリプト言語による効率的ゲーム開発 C/C++へのLua組込み実践」を献呈いただきました。ゲームプログラム開発で、なぜスクリプト言語が必要なのか。そして代表的なスクリプト言語であるLuaを、C/C++で書いたゲームプログラムの中に、どのように組み込むのか。その実例がよくわかります。ちなみに僕はプログラム方面はサッパリなのですが、冒頭1~3章までの「なぜスクリプトが必要なのか」という部分が興味深かったですね。ゲームプログラムは作り直しが必須で、プログラマーが作ってディレクターのチェックを受けないと仕事が完了しない。その手間をできるだけ簡略化すれば、限られた時間の中でより完成度の高いゲームが作れるよね、というのは非常によくわかる話です。そんなときにプログラムを実行したまま、必要な個所だけリロードして修正できるスクリプト言語というのは、本当に効果的という印象を受けました。ビルド不要というのは、「Flashを用いてゲームUIを開発する」と同じですよね(こちらはFLASHのアクションスクリプトですが)。ゲーム開発でスクリプト言語といえば、アドベンチャーゲーム用の開発環境である吉里吉里NScripterが有名ですが、最近ではRPGのイベントシーンなどをはじめ、スクリプト言語を用いる例が増えています。中には「小さな王国と約束の国~」のように、大部分がスクリプト言語で実装されたゲームもあり(こちらはSquirrel)、これからますます使用頻度が増えていきそうです。というか第1章のプログラマーとディレクターのやりとりが妙にリアルで笑いましたw Luaって最近よく耳にするけど、どんなもんかいな、というプログラマにお勧めです。




おかか二段重ねの海苔弁当に、鮭+卵焼きという王道の組み合わせ。かぼちゃの煮物は惣菜です。彩りにプチトマト。そろそろ、お弁当のネタもマンネリ化しておりますw