日々つれづれ2

はてなダイアリーから引っ越しさせました

映像の力

作家の村上龍さんがMSNで「映像配信の世界に挑む」というネット番組に出演していて、その中で「ジーコジャパンをふりかえる」って番組があって、なかなか興味深くて見入ってしまった。他にセルジオ越後さんとか、金子達仁さんなどが出ていて、独W杯について歯に衣きせぬ発言をしてます。興味のある方はどうぞ。ま、何回も「ブルードラゴン」のCMを見させられるのは苦痛ですけど。
でもって内容もさることながら、僕は村上サンを映像メディアで見るのは初めてだったので、その物言いというか、雰囲気がおもしろかったです。対談とかインタビューを読むと、バッサバッサというイメージがあったんですが、言い返しや、言いよどみが多くて、それがちょっと意外でした。「なんかね〜、」というのがこの人のキーワードで、僕はそれが良かったです。僕もよく言うのでw「なんかね〜、」
んでもって話は飛びますけど、この前ヒストリーチャンネルで「ウルトラの揺り籠」という番組をやっていて、ウルトラQウルトラマンの誕生を振り返るって内容なんですけど、その中で故・実相寺昭雄監督のインタビューがあって、こちらは逆にバッサバッサという感じで、大変好感を持ちました。実相寺監督の映像って、これも初めてだったので。「テレスドンは最悪」って自らバッサリ斬るところとか、良かったなあ。身も蓋もない言い方をする人って好きなので、一気に親近感を覚えました。
でもってここでのポイントが「映像の力」と「ネット配信」なわけですが、そういう意味で任天堂が最近、ホームページで宮本サンや岩田サンのスピーチをストリーミング配信しているのは、非常に意味があることだと思います。特に宮本サンはインタビュー記事を読むより、実際に映像で見た方が何倍も良いですからね。良くわかってると思います。自分の言葉で伝えよう、伝えられるんだってところですかね。
ただ動画だとテキストと違って「流し読み」ができないんですよね。みんなそんなに暇じゃない。だから800文字でまとめたりする世界があるんでしょうけど。まあ一長一短ですよね。でも選択できるのは良いことかと。