帰りました - 日々つれづれ2

というわけでE3から帰りました。恐ろしいことに今年はE3がらみの仕事がすでに全部終わっているｗ　数年前は紙が仕事の中心で、こっからヨーイドンだったわけですがｗ　ま、総括はまた別の機会というか、誰かがやってくれるでしょう。１つだけ補足したいのは、今年はメディアブリーフィングをはじめ、ストリーミング動画の配信が格段に増えていて、日本からもハードコアな方々がリアルタイムで見ていて、ブログに感想などをガンガンあげていること。もう「見てきたようなウソ」を書いても一発でばれるという恐ろしい時代なんですよねえ。拙稿のPS3原稿が反響が良かったようで何よりですが、これも素直に書いておいてホントに良かったｗ　間違っても「価格は予想範囲内」だの「ゲーマーなら支持するのではないか」なんて書かなくて良かった。これまでは「感じたことを素直に書く」という行為がメディアの中でも非常にニッチな立ち位置でしかなくて、見えないプレッシャーを感じることもあったんですが、これからはそうした業界内の狭い世界の外側に、ユーザーの視線という新しい世界が広がっていく感じ。カプコンさんは今回E3にあわせてXbox360の体験版ダウンロードなどをされたそうですが、こーゆーのが続くとホント、実際に行かなくても家庭でイベントが楽しめるようになるかも。ますますユーザーを騙して売る商売ができなくなってくるわけで、いや良い兆候だと思う次第。ぜひ東京ゲームショウでもよろしくｗ

あとNCソフトの「タブラ・ラサ」、意外と面白かったです。リチャード・ギャリオットが今年のGDCで遅れた理由について侘びてましたが、蓋を開けてみたらMMOなファンタシースターオンライン、んでもって格闘じゃなくて射撃＋超能力主体って感じで、アクションっぽい感じで遊べる感じ。日本でもサービスすればそれなりに受け入れられるんじゃないかなあ。NCジャパンがどう考えるかはわかりませんが。。。あとMSの「Live Anywhere」構想は、いかにもMS的というか、欧米のオンラインパブリッシャーには厳しいですなあ。MSメッセンジャーがICQを駆逐したように、Live!がコミュニティビジネスを席巻しそうな悪寒。幸か不幸かXbox360が日本では絶不調だし、中・韓でもコンソールは普及しないだろうから、まだ余裕があるんだろうけど･･･。とはいえPCオンラインゲームもVISTA対応にせざるを得ないだろうし、そうなるとゲームエクスプローラーとの兼ね合いも考えないとねえ･･･。