日々つれづれ2

はてなダイアリーから引っ越しさせました

名刺整理向けアプリ

増え続ける名刺の山。なんとかならんかと思って、これまでもいろいろ試してみたんですが、決定打になりそうな手法をTwitterで教えてもらったので紹介します。といってもiPhone 3GSユーザーにしか使えないんですが、DocScannerとEvernoteというアプリの組み合わせです。DocScannerはiPhoneのカメラで書類などを撮影すると、それがスキャナで読み取ったようにJPGやPDFファイルに変換されるというもの。EvernoteWindowsMaciPhoneなど、さまざまなクライアントに対応したウェブのメモサービスです。んでもってDocScannerとEvernoteiPhoneアプリ上でシームレスに連携していて、名刺をスキャンしてスクラップするまでが非常にスムーズ。Evernoteではフォルダ管理はできないんですが、タグがつけられるので、管理上はそれほど問題ありません。お値段はDocScannerが1000円と強気ですが、かなりいいかも。ちなみにEvernoteも無料なので、3GSユーザー以外も是非。

DocScanner
http://itunes.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewSoftware?id=312391317&mt=8
Evernote
http://www.evernote.com/

Linux3度目の正直

XPにしろvistaにしろ、もういい加減動作が不安定なのに泣かされていたので、前々から目をつけていたLinux環境の構築に挑戦してみました。といっても、やったのは書店に行ってインストールディスクの収録されたムックを買ってきて、その通りにやってみただけ。これが拍子抜けするくらい簡単で、サクッと手持ちのレッツノートCF-W4にインストールできてしまいました。使ったのは「Ubuntu(ウブントゥ)9.04完全ガイド」(インフォレスト)。もとのXP環境はそのままで、パーティション分けしてデュアルブート完成。標準でFirefoxOpenOfficeをはじめとした数々のアプリもついてきて、思った以上に日本語変換ソフトも優秀。当然このブログもUbuntu上のFirefoxから書いています。起動も終了も速くなって、いやー快適。
ちなみに初めてUNIXを触ったのは98年で、ゲーム批評から離れてパソコン批評とかPC-DIYとかの編集をやっていたころ。初めて渡されたのがSlackwareで、自作PCにインストールしてみて、こりゃお手上げと思ったのをよく覚えています。なんたってマウスカーソルがピクリとも動かず、せっかくのGUIも何の役にも立たなかったw それから時代が降って03年ごろ、RedHatの商用パッケージをインストールしてみて、いちおう無事に動いたものの、今度はインターネットにつながらず、満足にプリンターも使えないという罠w サーバ用途ならまだしも、クライアント向けにはまだまだ遠いなあと思ったモンでした。
それがUbuntuになって、ノートPCの無線LANからサクッとルータ経由でインターネットにつながって、周辺機器にもUSBで自由につながる。アプリケーションもGIMPVLC media player、はたまたPicasa3まであったりして。しかもブラウザでGoogleのサービスも普通に使える。いやー、ほんとにいい時代になりましたですね。ネットブック向けOSの本命は、Windows7ではなくてUbuntuではなかろうか。ほら、MacOSもリッチなUI+UNIXじゃないですかw ただ、ちょっと変なところをキータッチしちゃったりして、なぜか日本語変換(Anthy)ソフトがうまく起動しなくなることがあるんですが・・・。
というわけで、ちょっとITスキルがある人ならおすすめです。OSが変わると世界が広がって、ちょっといい気分転換になりますよ。

IWAKUNI’88

僕が初めてアメリカを「体験」したのは高校2年のゴールデンウィークで、アメリカ海兵隊岩国基地の一般開放日に遊びに行った時でした。父親が買ったばかりのオートフォーカス一眼レフ/キヤノンT80を借りて、徳山駅から岩国駅まで岩徳線で一人、ディーゼルに揺られて行きました。初めて行った岩国基地は、とにかくだだっ広くて、そこら中を「外人」が闊歩していて、コーラのプルタブがすでになくて(今のと同じ形式)、士官用宿舎はアメリカ郊外の一軒家そのままで、PXには当時なかなか入手できなかったアドバンスドD&Dのルールブックが売られていて、そこは日本ではなくてアメリカでした。いやービックリしたなあ、もうという感じでしょうか。良い天気だったなァ。ちなみにレンズはキットレンズの35-70mmと75-200mmのハズなんですが、かなりパース入ってるなあ一部の写真w 35mmでこんなにゆがみましたっけ。

岩国基地88
でもってこれ、激安フィルムスキャナとして一部で人気の「コンパクトフィルムスキャン35」をポチったので、そのテストも兼ねてネガをスキャンしたもの。もう20年以上も前で、フィルムも若干焼けてますけど、けっこう綺麗にスキャンできるモンですね。これで13,000円弱だったので、お値段以上? 

カメラを持って丹沢へ

というわけでカメラテストも兼ねて昨日、G11を片手に丹沢へ行ってきました。場所は大山。小田急線の渋沢駅からバスで終点まで行って、そこからてくてくと山歩き。いやー疲れました。もちろん初心者が一人で行って帰れる場所ではないので、リーダーは妻@横浜友雁会【山岳会】でありますW ウェブではマクロ中心に載せてみました。

大山
でもってG11を買ってからのテストショット。ネコの毛並みがくっきり映っていて、レンズの解像度はさすがです。ちなみに、いずれも1600x1200ピクセルで、銀座の3枚はそれぞれISO160,250,400。露出補正は-1ステップです。これくらいだとノイズも全然目立ちませんね。
G11スナップ1
でもって数日使っての感想ですが、全体的に良いものの、悪いところもちらほら、という感じでしょうか。まず長所としては露出補正が普通に使えるようになったW もっともこれは、前に使っていたルミックスDMC-FX01が、個体差なのか製品の仕様なのか、絵が黄色に転びやすくて、しかも露出補正をすると絵が濁ったようになりがちだったんですよ。それがなくなって、素直に暗めになってくれるのが嬉しいW それからバリアングルがやっぱり使いやすくて、特にマクロ撮影と相性が良いですね。露出補正ダイヤルと、ISOとシーンモードの二段ダイヤルも使いやすい。
逆にイマイチに感じたのがファインダーで、僕の眼鏡と相性が悪いのか、どーにも焦点ダイヤルを調節しても、すっきり、はっきり見えにくい。あと右手で操作部を触っているとき、うっかり各種ボタンを押してしまいやすい。メニュー操作もちょっと癖がある感じで、いまいち思ったように使えない。写真の縦横比のバリエーションも少なくて、基本の4:3のほかは16:9が1サイズのみ。3:2とか1:1も欲しかったところです。
あと懸案の純正カバーですが、けっきょく持ち歩いている時は上部カバーを常に取り外しておくことにしました。そういや昔、うちにあったレンジファインダーカメラも、こんな風だったっかなあ。。。

G11買った

というわけでキヤノンG11を買ってしまいました。SIG-iPhoneの取材からデビューのはずだったんですが、10/9にアップルストア銀座に行ったら、実は来週だったことがわかってガックシ。ま、でも行き帰りでパシャパシャ撮れて感触がつかめてきたからいいか、という感じです。慣らし運転って大事ですよね、と言っておこうw 

購入理由は前回のエントリの通りで、さらに決め手になったのが妻の「マクロに強いカメラが欲しい」という要望でした。実はヨドバシに連れて行ってG11以外に、マイクロフォーサーズルミックスG1とGF1も見せたんですが、ちょっと触ってG11の圧勝。いや、別にお金を出すのは僕なんですけど、なんとなーく大事じゃないですか家庭の雰囲気ってw ともあれG1もGF1もキットレンズではマクロに対応していないので、自動的にG11に決定だったわけですが。あと妻的には「意外と小さい」「バリアングル液晶が便利そう」などとも言ってましたっけ。意外と高評価だったのは驚きました。一緒にストロボも買おうかなと思ったんですが、そこはそれ、様子を見ながら考えます。

今までメインで使ってきたコンデジルミックスDMC-FX01と比べると二回りくらい大きいです。さすがにポケットには入らないだろうって感じで、首からさげるストラップがついてきます。イメージ的には昔のレンズファインダーカメラって感じでしょうか。レンズ部分が沈胴式で完全にボディに収納されるので、持ち運びには便利ですね。

ただ、銀塩時代に使っていた「誰でも写真が上手くなったと錯覚させられるカメラ」コンタックスT2と同じくらいのサイズで、仕事で使うなら、これくらいがいいのかなという気がせんでもない。逆にいうと銀塩時代のコンパクトカメラって大きかったんですね。。。昔は一眼レフもコンパクトカメラも、フィルムは同じ35mmでしたけど、今はデジタル一眼とコンデジでは映像素子の大きさが違うので、映りも全然違う。フルサイズの映像素子を摘んだコンデジって出るんでしょうかね・・・そういやライカの新しいのが、それかw あとバリアングル液晶もやっぱり便利でした。銀塩に対するデジカメの優位点の一つなんですけど、最近省略タイプが主流なので、ちょっと残念。

んでもって代名詞の二段ダイヤルをはじめ、操作性は非常に良好です。ちょっと驚いたのがレンズの明るさで、開放側は1:2.8-4.5なんですが、いずれもF8までしか絞れないこと。シャッタースピードは1/4000までOKなので、晴天下でも問題ないんですが・・・。銀塩やデジタル一眼のイメージでいたので、ちょっと戸惑いました。
あと一つ残念だったのが純正カバー。ちょっとサードパーティ製のものに良いのがなかったので、今回初めてデジカメの純正カバーを買ったんですよ。これが首から提げている分には往年のレンジファインダーカメラみたいで格好良いんですが・・・


いざ写真を撮ろうとすると、カバー部分がダラーンと下がっちゃう。G10以前も同じだったと思いますが、これ、なんとかならなかったんでしょうかね。。。

コンデジが欲しい

ポメラが思った以上に使えるので、取材道具をノートPC+デジタル一眼レフから、ポメラコンデジに切り替えたい気分。今はポメラデジタル一眼レフなので鞄が2つになって、時折カメラバッグを電車に忘れてしまったりして、まことに都合が悪いんですよw または必要なときにデジカメが鞄の中に入ってなくて、iPhoneとかで撮るハメになったりw いちおうルミックスDMC-FX01を持ってるんですけど、これが暗所だとノイジーすぎるんですよね。なんだかんだで注目しているのがキヤノンPowerShot G11。理由は下記の通り。
1:暗所に強い
2:3倍ズーム以上
3:レンズが沈胴式
4:バリアングルモニタ採用
5:ホットシュー搭載
1:はいわずもがな。2:はバストショット用。3:は鞄の中に入れっぱなしにしたいため。4:は人混み用。5:は外部ストロボも使いたいため。実はこの5つを兼ね備えるデジカメって、たぶん他にないんです。でも唯一の不満点がバリアングルの形式で、僕はニコンP90みたいな、チルド式でいいのでレンズとモニタが一直線に並ぶスタイルが好きなんですよね。ついでに発売は10月半ばでTGSには間に合わない罠w 皆さんは取材時に、どんなデジカメをお使いでしょうか? ちなみに趣味指向だけならGR DIDITAL IIIですが、単焦点で6万円以上なんて手が出ませんw