日々つれづれ2

はてなダイアリーから引っ越しさせました

ぶつもり

いやもうなんちゅうかまったく今さらな話なんですが、その昔Nintendo64で「どうぶつの森」というゲームがありまして、当時は任天堂の作ったMMORPG感覚のスタンドアロンゲームなどと言われておりました。んでもってあのテイストを実際にオンライン化すると、mixiのようなSNSになるのかしらんと、ずいぶん前にも似たようなことを書いた、かもしれないけど改めて書いてみる次第。つーか「ぶつもり」とmixiって似てません? いや「はてな」でも「GREE」でもいいんだけどさ。これってmixi通しで書いてるんで。具体的にどこが似ているって言われても、まったく似てないんだけど、考え方とか、ビジュアルセンスとか、インターフェースの方向性とか。「あしあと」の発明とか。パソコン批評をやってたころ、可能性は無限大だったけど実際にはマニアの玩具だったパソコンが、いつのまにかビジネスの最前線で生産性を上げるツールになってしまって、嫌なダーと思ってたのが、もっかいSNSとかP2Pとかで、おもしろ玉手箱みたいな感覚に戻ってきたのが嬉しいような。つーかこういうネットワークから生まれてくるサービスみたいなものが、ゲーム業界から生まれてこない点に一抹の寂しさを感じる次第。最近のヒット例だとピクトチャットくらい? なんかねえ、なんでゲーム屋さん(またはゲーム屋さんにお金を出してコンテンツを作らせようとする他業界の偉い人たち)は3Dでウォークスルーにこだわるんでしょうね。大川さんが草場の影で泣いておりますがな。



そういや先日、たまたまテレビ業界の人に会ったので、昨年来の疑問だった「放送と通信の融合なんて言ってるけど、なんでテレビ業界ではプロ野球中継とか国会中継をダシにチャットさせるような、テレビ放送と2ちゃんの実況板の融合みたいなコンテンツを実施しないんですか?」と質問してみました。そんなの携帯電話から放送局宛にメールさせればいいと思うんですけどね。そしたら「テレビ番組のコンテンツアーカイブのフォーマットを乱すようなことはできない云々」なんて苦しい言い訳が続いた次第。まあ、テレビ局もなんだかんだいってオールドエコノミーなわけですなあ。やっぱインターネットはこういった時に何の縛りもないから楽でいいですね。ブラウザ上で試合をライブ中継して実況板、ぜひ楽天ソフトバンクに期待する所存。会員独自のサービスとか、考えてるんじゃないかしらん。