日々つれづれ2

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コンピュータ・ゲームのデザインと物語についての研究会#2

ゲームの定義論についてのディスカッション。結局ジマーマン(「ルール・オブ・ザ・プレイ」の著者)に代表される既存のゲーム定義に、何かしっくりこないというのは、それが欧米からの輸入論というだけでなくて、日本の方が欧米市場よりもゲームジャンルの数が多い、というところがポイントなのではないかと。欧米のゲームアカデミズムではよく「3目並べ」はゲームなのか?(大人が遊ぶと必ず引き分けになる)という点が議論されるけど、たぶん日本だと選択肢のないビジュアルノベルはゲームなのか、てなところがポイントになりそう。それは既存のゲーム定義ではうまくフォローできなくて、だから色々とツッコミたくなる、という気持ちは非常によくわかる。やっぱ「ゲーム」という言葉が悪いんですかねW 「コンピュータ・エンタテインメント」は今もって秀逸。