SIG-GT2

IGDA日本主催のSIG-GT2に行ってきました。今回はリアルタイムグラフィック特集ということで、マイクロソフトの川西さん、北陸先端科学技術大学院大学の高橋さん、オプトグラフの湯崎さんがそれぞれの立場からリアルタイムＣＧの現状と自身の研究分野などについて講演。プログラマブルシェーダーとか日頃テキトーに使っていて、一方ではっきり理解してなかった言葉やＧＰＵの現状などについて理解が深められてよかったです。

ひとつ思ったのは、今後どんどんフォトリアリスティックなＣＧの進化が進んでいって、たぶんXbox2なりPS3などでは現在のムービーレベルのＣＧがリアルタイムで動かせるようになるんだと思うんですが（PS1=>PS2の時と同じ）、そうなるといよいよもって各市場ごとの嗜好の違いについて真摯にならざるを得ないだろうなあというとこでしょうか。漫画文化が背景にある日本と映画文化が背景にあるアメリカでは、求められるＣＧ表現といってもやっぱり違うと思うんですよね。ゲームはまだ「ゲームだから」という理由で免除して貰っているところがありますが、すぐにそうも言ってられなくなるんじゃないかしら。

夜はそのまま飲み会に突入。たいへん充実した１日でした。